ワーキングホリデーとは?
今回、ポーランドに長期滞在したいと思い利用したのが、
ワーキングホリデー(WH)制度です。
WH制度とは…
二国・ 地域間の取り決め等に基づき、各々が相手国・地域の青少年に対し、休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・ 滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度。二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とする。(外務省ホームページより)
WHビザは休暇を目的とするビザです。
このビザを利用することで、観光、就学、就労(アルバイト)など様々なことができます。
WHビザは年齢制限があり、ほとんどの国が29〜30歳以下とされています。
1カ国1回のみ利用でき(他の国での利用はOK)、約1年間滞在できます。
つまり、若いうちにしか体験できない素敵なビザなんです!!
WHが利用できる国(2020年2月現在)
オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾、香港、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アルゼンチン、チェコ、チリ、アイスランド、リトアニア、スウェーデン、エストニア、オランダの26か国です。
WHで人気な国
オーストラリア 年間1万人程度
カナダ 年間6500人まで
ニュージーランド 年間2000人程
イギリス 抽選制で1000人 倍率7〜10倍
アイルランド 抽選制で400人 倍率2〜3倍
他にもドイツ、フランスが人気だそうです。
WHビザを利用して海外に行くまで
ビザの申請方法や申請書類はその国よって異なってきます。
確実に知りたい場合は各大使館のホームページを確認しましょう。
ホームページ内に「ワーキングホリデー」という項目があるはずなので、そちらに申請方法が記載されています。
WHビザ取得までのおおまかな流れ
- パスポートの確認
有効期限は最低でも滞在期間+6ヶ月を目安とします。
足りない場合は有効期限を更新する必要があります。 - 必要書類の準備
各国大使館に書かれてある必要書類を準備します。 - ビザ申請書の作成
国によってオンライン、郵送、窓口申請など様々あります。
ポーランドの場合は大使館ホームページ内に申請書があります。
英語またはポーランド語で日本語記入はないので、間違えがないよう慎重に入力します。 - ビザ申請
申請が通るとビザを取得でき、入国時に使用します。
遅くても出発の3ヶ月前とされていますが、ヨーロッパの国ではビザは渡航日の3ヶ月前からとされています。
申請のタイミングも各国によって異なってきますので、事前にしっかりと情報収集する必要があります。
WHビザ以外の事前準備
- 海外旅行保険
ビザ申請の条件に含まれる国もあります。ちなみにポーランドは含まれています。
日本の海外旅行保険は25万円前後、海外の保険は10万前後で安く済ませられますが、日本語は通じません。 - 航空券の手配
航空会社から直接予約または、旅行会社を利用して予約します。
日本のように早く購入すれば料金が安くなるという訳ではありません。
出発の3ヶ月前位に購入するのが良いとされています。 - 日本の年金・健康保険の手続き
出発前に市役所で日本の税金関連の手続きを行う必要があります。
海外転出届けを提出することで(別記事で詳しく説明します。)、日本の税金の支払い義務がなくなります。
各市役所で申請方法が異なりますので、事前に市役所で連絡して手続きの方法について確認してみましょう。
WHビザは若者のためのビザであり、安い料金で(海外でもアルバイトで収入も得られる)海外で過ごすことができる素敵なビザです。
私はポーランドに行こうと決めた時に、初めてこの存在について知りました。
もっと早い内に知っていたら、別な国にも行きたかったなあ…なんて思っています。
長期間、海外に滞在したい方は利用してみてはいかがでしょうか。