初‼︎海外inポーランド 〜旅行編3日目〜
ヴィエリチカ岩塩坑へ
ヴィエリチカ岩塩坑とは…
クラクフの南東約15 km 、小さな町ヴィエリチカにある世界有数の規模の岩塩採掘場です。1250年頃から1950年代まで稼働していたそうで、 1978年にはユネスコの世界遺産に登録されました。
地下64〜325mに入り組んだ採掘場があり、採掘場内はツアーで回ることができます。
ツアーは2時間程かかるので時間には余裕があった方がいいです。
坂道や階段など登りよりも多いので歩きやすい靴で行くのがおすすめです。
クラクフ中央駅からヴィエリチカ岩塩坑まで電車かバスで行くことができます。
私が行こうと思った日は週末だったので、交通機関の本数がとても少なかったです。
週末に行く前には交通機関の時刻表を確認しておきましょう。
前日も利用した駅の案内所でヴィエリチカ岩塩坑までの交通手段を聞き、バスで行くことにしました。
バス乗り場周辺に券売機がなかったためそのままバスに乗り込むと、バス内にも券売機がありました。券売機はポーランド語のみで表示されるため全く読むことができず、乗車券が買えないで困っていると、他の観光客の人たちも買い方が分からない様子だったので、みんなで協力しあってなんとか買いました。
ちなみにバスの運転手さんに聞いても答えてもらえませんでした…
クラクフ中央駅からバスに乗って30分ほどでヴィエリチカ岩塩坑前に到着しました。
正面左斜め奥にチケット売り場があります。チケットはツアーのみで何ヶ国語かのツアーから選択できます(日本語はなし)。私は英語のツアーのチケットを購入しました。
チケットにツアー開始時間が書かれているので、開始時間に合わせて正面左側にある入口に並びます。
入り口から中に入るとガイドさんが立っていて、機械とイヤホンを渡されました。
ガイドさんが数字を提示しているので、機械をその数字に合わせると、ガイドさんの声が聞こえるようになります。ちなみにヴィエリチカ岩塩坑内はカメラOK です。
ガイドさんに案内されてツアーが開始されます。
まずはじめに 180段ある階段を下っていきます。
螺旋階段のようにぐるぐると回って降りて行くので目が回りました。
各見所でガイドさんが説明をしてくれます。岩塩を採掘するまでの流れを人形で表現していたり、岩塩坑を掘っていた際に言われていたという言い伝えの話など色々なお話が聞けて面白かったです。
途中途中で休憩スポットやお土産売り場があります(最後に大きいお土産売り場があるのでそこで買ってもいいかもしれません)。
ヴィエリチカ岩塩坑の一番の見所は聖キンガ礼拝堂という大きな広場です。
天井から吊り下がる多くのシャンデリアやイエス像、祭壇から床にいたるまですべてが塩の結晶でできているとても美しい場所です。
お土産売り場には食用の岩塩、バスソルト、石鹸など沢山のグッズがあり、見た目もカラフルで可愛いものが多かったので、友人や家族へのお土産にぴったりです。
帰りは電車で帰りました。ヴィエリチカを出て左にずっと歩いて行くと駅があります
クラクフ中央駅まで15分程度で、料金も3ズロチと安かったので、 バスよりも電車で行くことをおすすめします。
シンドラーの工場へ
はじめにお伝えしますが、シンドラーの工場のツアーには参加できませんでした。
私がインターネットで間違えて違う美術館の予約をしてしまったためです。
このツアーはとても人気があり午後にはチケットが売り切れてしまうので、 事前予約か午前中のうちにツアーに参加したほうが良いです。
クラクフ中央駅から電車に乗って1駅で、そこから歩いて7〜8分で着きます。
中央駅から徒歩でも行くことができカジミエシュ地区より東側にあります。
シンドラーの工場前に着くと、あの映画で見た工場前の風景を実際に見ることができて感動しました。また、工場のガラスにはユダヤ人の方々の写真が貼られていて少し苦しい気持ちになりました。
この博物館では1939年〜 45年のナチス占領下のクラクフを時代ごとに追える作りで、 工場の作業上やシンドラーの執務室などの再現、クラクフの旧市街やゲットー(ユダヤ人街) の様子、そこで暮らす人々の写真、文章、映像などの展示を見ることができます。
今回は行くことができず非常に残念でしたが、一度は必ず行ってみたいと思っています。
再びカジミエシュ地区へ
シンドラーの工場ツアーへ参加できなかったため、歩いてカジミエシュ地区まで行くことにしました。
シンドラーの工場から徒歩10分でカジミエシュ地区へ行くことができます。
この日は土曜日だったので、様々な場所でイベントが行われていました。
ある会場では蜂蜜のイベントが開かれていて、様々な蜂蜜の出店があり、はちみつの歌を歌った?ライブも開かれていました。
街を歩くと雑貨屋さんも数多くあり、外観もペイントされていてとてもおしゃれな印象でした。中に入ると、日本の雑貨屋さんのように文房具や小物、服など可愛い物がたくさんありました。
3日目の夕食
カジミエシュ地区ではザピエカンカが名物で、これはポーランド版ピザのようなものです。
新広場には様々なテイクアウトのお店が開かれていて、
その中にザピエカンカのお店で有名な「エンジョル」があります。
ザピエカンカの種類が何十種類もあり、どれがいいのか悩みました。
長さ20cm〜30cm 程度の固めのパンの上にピザのように具材が敷き詰められています。
しっかりした味付けでボリュームもあるので、これ一つでお腹いっぱいになりとても満足できました。
これで3日目が終了しました。
今回の旅行はクラクフの街だけだからそんなに疲れないだろうと思っていましたが、思っていた以上に見るところが多く、たくさんの場所を観光したのでとてもヘトヘトになりました。
明日で旅行が最終日となります。
ポーランドから日本に帰るまでの流れをお伝えしたいと思います。