とんでけブログ

海外旅行初心者が書いたブログです。海外に行きたいけれどどうすればいいの??と悩んでいる方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

ポーランドってどんなところ?


旅行の内容についてお話する前に、ポーランドはどんな国であるか紹介したいと思います。

 

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ポーランド国旗は白で下が赤の二色旗です。
他にも上下逆だったりと似たような国旗があるので、ちょっと覚えにくいかもしれません。

 

人口  

3798万人(2018年度)

 

首都  

ワルシャワ

 

加盟  

2004年5月から EU に加盟。
2008年からシェンゲン協定を完全実施(180日以内、合計90日までの観光目的での滞在ならビザは不要)
2015年からワーキングホリデー 協定を結ぶ。

 

宗教 

ローマ・カトリック教が約9割を占める。

 

時差 

日本との時差は8時間(日本が8時間早い)
サマータイム実施期間は時差が7時間となる(3月最終日曜の午前2時から10月最終日曜の午前3時までの間)

 

公用語

メインはポーランド語(スラヴ語)で、中高年はドイツ語やロシア語、若年層には英語ドイツ語フランス語が比較的通じるそうです。

私は片言の英語しか話せなかったので現地の人と英語で話しましたが、現地の若い方は普通に英語を話していました。
ホテルやお店は英語でも大丈夫そうです。

 

通貨 

ポーランドの通貨はズウォティ(zloty=zl)ズロチとも言います。
補助通貨としてグロシュ(grosz=gr)があります。1zl=100gr=30円です。
国内での買い物はこの通貨が使われています。

ポーランドは 食品の物価がとても安く、実際にポーランドに住んでいた方の話によると、自炊メインで3000円〜5,000円/月で過ごせるそうです。

500mlの水1本1.9zl(日本円で60円程度)で、飲食店も日本に比べると料理の値段は安く、ディナーでも500円あればお腹いっぱい食べられます。
一方で、日用雑貨は日本の値段とあまり変わりがありません。
食べることに関しては困らないということですね。

 

治安 

ヨーロッパの国の中では治安は良い方だと言われています。
しかし、日本よりは治安が良いとは言えず、ワルシャワなどの中心地では外国人を専門に狙う窃盗グループがいるそうです。
スリに遭う可能性もあるのでいつでも貴重品は身につけておくことが大切ですね。

 

 

 

ポーランドクラクフとは 

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11世紀中頃から1596年まで約550年間ポーランド王国の首都として栄えた都です。
旧市街南にあるヴィスワ川湖畔から見えるヴァヴェル城には歴代のポーランド王が住み、同じ敷地内にある大聖堂は王の永眠の場所であったそうです。


1939年、ポーランドナチス・ドイツの侵攻を受けるとクラクフも支配されましたが、他の年のように大きな破壊を受けることなく、昔の街並みが今もそのまま残っています。


ワルシャワが東京とすればクラクフは京都」と例えられる景観で、1978年にユネスコ世界遺産に登録されています。



ヴァヴェル城南東にあるカジミエシュ地区はユダヤ人街とも呼ばれ、スティーブン・スピルバーグ監督映画シンドラーのリストの撮影地して有名です。

また、主人公のドイツ人実業家オスカー・シンドラーが経営したホーロー工場「シンドラーの工場」が博物館となっています。





クラクフ近郊には 世界的に有名なアウシュビッツ博物館があります。

ここは第二次世界大戦ポーランドナチス・ドイツ支配下に置かれていた時、ポーランド政治犯ユダヤ人が収容され、大量虐殺が行われた収容所です。


現在もほぼ当時のままの状態で保存され、博物館として公開されています。

被収容者から没収した衣服やトランク靴などが大量に置かれていたり、数千人にも及ぶ銃殺が行われた通称「死の壁」などを実際にみることができ、人類の過去の負の遺産について学ぶことができると思います。

 

私はみる勇気がなく行くことができませんでした…

 

 


このように、ポーランドクラクフ世界遺産に登録されている箇所も多く、美しい街並みや、歴史的な背景を知る場所としてとても良い所だと思います。

実際にポーランドクラクフへ旅行したことでよりその良さを実感できました。

次回は旅行の内容についてお伝えしたいと思います。

  

それでは。

参照元地球の歩き方編集室(2018)『地球の歩き方A26 チェコポーランド/スロヴァキア 2018〜2019年版』株式会社ダイヤモンド社.